満開の桜と3月の花

こんにちは。持明院の寺嫁です。

3/18、お寺の枝垂れ桜が満開になりました。

持明院の枝垂れ桜

 

多くの道行く人やお参りの方々がふと足を止め、写真を撮っていかれます。心なしか桜も喜んでいるようで、皆様のあたたかい眼差しから元気をもらっているようです。

 

 

美しいので桜に目が行きがちですが、実は裏手の小道沿いや墓地の入り口にもひっそりと花を咲かせ見頃になっている植物がいくつかあります。

茶花ですので派手ではないですが、日本に昔から自生する草花は控えめながらも慎ましやかな上品さがあります。

レンギョウ トサミズキ 貝母(バイモ) 雪柳 黄梅 寒咲アヤメ

不思議と黄色い花が多いですね!

 

 

春のお彼岸を前にお墓の草抜きやお地蔵様の掃除をしましたが、温かな日差しが降り注ぎ、掃除やお墓参りの水仕事をするにも、気持ちがよい季節となりました。

春先の三寒四温も過ぎ去り、安定して暖かい日が続くようになってきたので、まさにこれから春本番ですね!

 

 

 

 

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 広島 真言宗 持明院

 

 

 

 

───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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お寺の日々あれこれ 一覧

持明院の枝垂れ桜が開花しました。

こんにちは。持明院の寺嫁です。

3/9にお寺の枝垂れ桜が開花しました。

暖かい日が続き、3日たった3/11現在では3分咲きといったところでしょうか。

枝もたくさんのつぼみでほんのりと桜色に染まっています。

これから暖かい日がより一層多く続くようです。春のお彼岸3月20日のお墓参りで皆様にご覧いただけるよう咲いていてくれたら嬉しいですが、今年は満開になるのが早くなりそうです。

お寺の日々あれこれ 一覧

永代供養合同墓「もやいの碑」の供養を行いました。

こんにちは。持明院の寺嫁です。


3月1日10時より、永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養を行いました。

永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養は毎月1日10時より、もやいの碑の前で勤めさせていただいております。

当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

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「もやいの碑」は、

合同でご遺骨をお納めする永代供養墓です。

ご遺骨をお納めした故人様のお名前を銘板に刻印し当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

墓石を購入する必要がありません。

ご家族や跡継ぎがおられない方や経済的に不安な方でもご安心いただけるお墓です。

 

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───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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数々の不祥事は
我欲と気の緩みから
欲を捨て不祥事なし

人間は、我欲が強いと思いやりがなく、自分の事しか考えません。また、気が緩むと、ついウッカリ善悪の判断を誤ってしまいます。

いざという時、

正しい判断智慧をするには、

日頃から冷静に心を落ち着け(禅定)、

善悪を理解自覚(持戒)し、

思いやり(布施)の心を持つことが大切で、

その為の努力(精進)を惜しんではなりません。

お寺の日々あれこれ 一覧

2024年

 

 

2024年盂蘭盆会施餓鬼お位牌供養法会を執り行いました。

2024年 原爆犠牲者・戦災死没者 慰霊法要を執り行いました。

永代供養が安心~納骨の種類~

2024年春季地蔵尊大祭と桜

2024年新年のご挨拶と年末年始のお寺の様子

 

2023年

2023年 秋季彼岸地蔵尊大祭を行いました。

2023年盂蘭盆会施餓鬼お位牌供養法会を執り行いました。

2023年 原爆犠牲者・戦災死没者 慰霊法要を執り行いました。

2023年春季彼岸施餓鬼会ならびに春季地蔵尊大祭と桜の開花

2023年新年の「初護摩祈願」と「初祈願会」の様子

2023年 新年のご挨拶

 

 

2022年

2022年 年末のご挨拶

2023年新年「初護摩祈祷」および「初祈願会」のご案内

2022年 秋季彼岸地蔵尊大祭を行いました。

2022年盂蘭盆会施餓鬼お位牌供養法会を執り行いました。

2022年 原爆犠牲者・戦災死没者 慰霊法要を執り行いました。

2022年春季彼岸会ならびに春季地蔵尊大祭と桜の開花

2022年新年の「初護摩祈願」と「初祈願会」の様子

新年のご挨拶

 

2021年

2022年新年「初護摩祈祷」および「初祈願会」のご案内

2021年 秋季彼岸地蔵尊大祭を行いました。

2021年盂蘭盆会施餓鬼お位牌供養法会を執り行いました。

2021年 原爆犠牲者・戦災死没者 慰霊法要を執り行いました。

水子さんと向き合う方へ -水子供養-

咲き始めたあじさいと4・5月の花

2021年春季彼岸会施餓鬼供養と春季地蔵尊大祭を行いました

2021年春季彼岸会施餓鬼供養と春季地蔵尊大祭のご案内

満開の桜と3月の花

持明院の枝垂れ桜が開花しました。

持明院 2月の花

動画:2021年新年特別護摩祈願

新年のご挨拶

2020年

お寺の年末大掃除その2

お寺の年末大掃除その1

動画:持明院の風景

秋季彼岸地蔵尊大祭

盂蘭盆会施餓鬼お位牌供養法会

原爆犠牲者・戦災死没者 慰霊法要

仏教の花・蓮の花が咲きました

草抜きと下座行

いろいろな仏さまに出会える真言宗

紫陽花の季節です。

お寺のしだれ桜が満開になりました

春季地蔵尊大祭を行いました

春季彼岸会施餓鬼供養を行いました

お寺の桜が開花しました。

春のお彼岸に向けて草抜き

持明院 2月の花

こんにちは。持明院の寺嫁です。

少しずつ春の気配を感じる日も増えてまいりました。

お地蔵さまからお墓へと行く途中の庫裏前の梅がつつましやかに咲いています。

1月末に一輪、花が開き、今はあっという間に8分咲きくらいでしょうか。見ごろを迎えています。

 

 

 

境内にあるいくつかの椿のつぼみも大きくふくらみ、いくつかは花も見られるようになりました。

 

境内裏手の小道にある蝋梅は花盛りです。

とてもいい香りがします。

 

 

 

まさに暦通り、立春を過ぎると、こうして花も賑わいを見せてきます。

昔の人はそうした季節の変化、春の訪れを繊細に感じ取っていたのですね。

過去の「寺の日々 あれこれ」一覧

 コロナ禍に 
 負けてはなるかと 
霜柱

この世には、

 

楽しいこと

苦しいこと

辛いこと

 

など、多々あります。

 

楽しい時はそのまま楽しめばよいのですが、

問題は苦しい時、辛い時をどう凌(しの)ぐかです。

 

人間、苦しくつらい苦難の時こそ、強い精神力で耐え忍び、立ち向かわなければなりません。

 

それには日々の精進努力が大切です。

 

日々コツコツと積み重ねた努力こそが強い精神力の源となり、

何事にも立ち向かえる元気と勇気を与えてくれるのです。

動画:2021年新年特別護摩祈願

あけましておめでとうございます。

2021年1月1日0時、年明けとともに、事前申し込み頂きました皆様の御祈願を執り行いました。

本年はコロナ禍のために参拝をご遠慮いただきましたので、その様子をお伝えするため、ダイジェスト版の動画を作成いたしました。

 

 

 

仏様にむけて、住所氏名祈願内容を読み上げておりますが、個人情報保護の観点からその個所は編集し削除しております。

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

 

昨年はコロナウイルスにより、人と会う機会が制限され、当山の法会も参拝をご遠慮していただかざる負えませんでした。

 

しかしながら、このコロナウイルス騒動により、参拝いただいた多くの皆様と法会を一緒に出来る事、そして檀信徒の皆様との何気ない会話がいかに有難かったを再確認させられた一年でもありました。

 

本年も初心を忘れず、お参りの皆様の御供養御祈願事を真摯に勤め、お寺と皆様でお互いに支えあう当たり前の日常に感謝し、日々精進してまいりたいと思います。

 

 

本年も宜しくお願い申し上げます。               

 

持明院寺族一同

お寺の年末大掃除その2

こんにちは。持明院の寺嫁です。

 

持明院では、年末の大掃除をして新年を迎えます。

その様子をその1に続いて、お伝えいたします。

 

内陣の掃除を終えると、正月用のしつらえを整えます。

 

持明院では年越しと共に護摩を焚き、特別護摩祈願を行います。

その護摩の準備と・・・

 

 

本尊檀には、大きな鏡餅や精進供をお供えします。

 

こまごまとしたものは省きましたが、内陣は大体このように大掃除をしています。

 

この内陣の掃除は持明院では副住職の仕事です。

 

 

 

では、寺嫁たちは何をしているかと言うと・・・

 

内陣以外の場所をしています。

 

 

外陣や廊下、トイレ、応接室、受付、1階のホールや本堂の窓ふき、エアコン、各備品の整備、お接待の準備…などなど。日常でも清掃管理しているところですが、普段できないところまでしっかりと行いました。

 

畳を固く絞った雑巾で拭いてみると、予想以上に雑巾が護摩の煤(すす)で黒くなったりします。

畳を水拭きした後は、細かな畳の屑が出るので仕上げに掃除機で綺麗に。

電球の上を綺麗に。

 

 

 

 

正月ならではといえば、玄関や応接室に花を生けたりもあります。

 

 

そのほかでは、六地蔵様や庭のお掃除、お墓の草抜きなど、寺族総出で行っています。

 

 

 

こうして、新年を迎える準備を終えました。

 

 

本年は、想像もしていなかったコロナ禍により、生活が大きく変わった一年でしたが、その中でも変わらない皆様との温かなつながりと、今までのありがたさを噛み締めた一年でした。

誠にありがとうございました。

 

 

皆様どうぞよいお年をお迎えください。

お寺の年末大掃除その1

こんにちは。持明院の寺嫁です。

 

持明院では、年末の大掃除をして新年を迎えます。

その様子を少しお伝えいたします。

 

まずは本尊様や護摩壇のある内陣。

 

 

 

両脇にあるお地蔵様がずらりと並ぶ壇から。

このお地蔵さまは檀信徒の皆様より奉納いただいたお地蔵さまです。

 

一体一体、筆先で優しく、一年間の埃や護摩による煤(すす)を払っていきます。

 

 

 

さらにこの壇には、真言密教を伝えた8人の高僧の尊像をお祀りしています。

こちらも綺麗に。

 

棚も綺麗に拭き上げます。

 

 

 

続いて正面のご本尊様をお祀りしている本尊檀を掃除します。

 

5色の紐「金剛線」を仏さまたちの手からほどき、下におろして・・・

 

 

ちなみにこの金剛線は仏様たちの手から屋根へと続き、屋根のてっぺんにある宝珠につながっています。

これは宝珠の功徳を本尊様やお祀りしている仏様や五鈷杵に巡らせるためです。

本尊檀の仏様だけでなく両脇壇のお地蔵様6体にもつながっています。

 

 

 

つづいて曼荼羅を綺麗に拭きます。

曼荼羅とは密教で考えられている世界、教えを絵であらわしたものです。

仏の慈悲を描いた胎蔵界曼荼羅

仏の智慧を表わした金剛界曼荼羅

 

檀の上を拭き上げます。鏡のようにピカピカです。

 

仏様や弘法大師像なども綺麗にして、元の位置に。

 

 

 

それから護摩壇や仏器、法具なども綺麗に磨きます。

 

 

その2へ続くーーー

 

 

2021年新年「初護摩祈祷」および「初祈願会」のご案内

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 真言宗 持明院です。

 

 

毎年恒例の「新年初護摩祈祷」「新年初祈願会」を下記の通り厳修いたします。

 

新年初護摩祈祷

令和2年12月31日 23時30分~

 

新年初祈願会

令和3年1月1・2・3日 14時~(各日とも一座のみでの御祈祷です)

 

例年、正月三が日に行っておりました「新年初祈願会」では、本堂へのお参り、御神酒、福引きを行っておりましたが、新型コロナウイルスの感染予防のため、本年に限り本堂へのお参りは控えていただきたくお願い申し上げます。

法要につきましては14時より寺内にて住職のみで勤めさせていただきます。

申し込みにつきましては郵送やお電話にて事前申し込みまたは当日一階にて受付させていただきます。

申込内容

 各種ご祈願

  •  お名前
  •  ご住所
  •  祈願の内容(家内安全・病気平癒・身体健康・良縁成就・合格祈願 など)
  •  祈願の対象となる方の数え年

 

初祈願とは

旧年中大難は小難に、小難は無難に過ごさせていただいたお礼と、

新年を迎え、厄除開運・家内安全・身体健康・商売繁盛・諸願成就など、新たな年を家族一同が無事に過ごせるよう菩提寺の御本尊「観世音菩薩」「厄除大師」「守護神 四天王」「地蔵菩薩」そして「ご先祖さま」にお願い申し上げる大切な行事です。

 

特に令和3年が厄年や、真言宗の吉凶表により大凶に相当する方は、その年を大過なく過ごせるよう「厄除開運特別護摩祈願」をおすすめいたします。

 

「一年の計は元旦にあり」と申します。

ご家族で新年を新たな気持ちでスタートしていただければとご案内申し上げます。

 

 

 

 

 

 

永代供養合同墓「もやいの碑」の供養を行いました。

こんにちは。持明院の寺嫁です。


12月1日10時より、永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養を行いました。

永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養は毎月1日10時より、もやいの碑の前で勤めさせていただいております。

 

当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

 

 

 

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「もやいの碑」は、合同でご遺骨をお納めする永代供養墓です。

ご遺骨をお納めした故人様のお名前を銘板に刻印し、当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

墓石を購入する必要がありません。

ご家族や跡継ぎがおられない方や経済的に不安な方でもご安心いただけるお墓です。

 

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───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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 捨ててこそ 
得るものもあり
年の暮れ

早いもので、今年も残すところ、ひと月あまり。

この一年、良いこと悪いこと、人それぞれいろいろあったことでしょう。

 

でも、そのすべてをため込んで生きていくには、少々つらいこともあります。

人それぞれ個人差はありますが、一人がため込める量なんて知れています。

 

では、何を残すかと言えば、

 

良かったこと

楽しかったこと   などなど。

 

そして少しの余裕も残しておきましょう。

 

そう、将来の楽しみのために…

 

 

永代供養合同墓「もやいの碑」の供養を行いました。

こんにちは。持明院の寺嫁です。


11月1日10時より、永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養を行いました。

永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養は毎月1日10時より、もやいの碑の前で勤めさせていただいております。

 

当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

 

 

 

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「もやいの碑」は、合同でご遺骨をお納めする永代供養墓です。

ご遺骨をお納めした故人様のお名前を銘板に刻印し、当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

墓石を購入する必要がありません。

ご家族や跡継ぎがおられない方や経済的に不安な方でもご安心いただけるお墓です。

 

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───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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正しい意見でも 
思いやりがなければ 
言われた人は傷つく

人の心は複雑なもの。

 

自分が悪いとわかっていても、意地を張ったり、拗ねたり、なかなか素直になれません。

 

ましてや人から言われるとなおさらのこと。

正しいことをいうにも相手への気配り、思いやりが大切です。

 

 

 

言う側は、相手への思いやりの心を・・・

言われる側は、正しいことを聞き、受け入れられる素直な心を・・・

 

 

永代供養合同墓「もやいの碑」の供養を行いました。

こんにちは。持明院の寺嫁です。


10月1日10時より、永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養を行いました。

永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養は毎月1日10時より、もやいの碑の前で勤めさせていただいております。

 

当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

 

 

 

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「もやいの碑」は、合同でご遺骨をお納めする永代供養墓です。

ご遺骨をお納めした故人様のお名前を銘板に刻印し、当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

墓石を購入する必要がありません。

ご家族や跡継ぎがおられない方や経済的に不安な方でもご安心いただけるお墓です。

 

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───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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秋季彼岸地蔵尊大祭

こんにちは。持明院の寺嫁です。

9月22日午前11時から、本堂において秋季彼岸地蔵尊大祭を執り行いました。

多くの供養・祈願のお申し込みを賜り、皆様方に代わりまして御本尊「観音さま」ならびに「お地蔵さま」に心よりご供養・ご祈願させていただきました。

また、ご供養・ご祈願とともに、コロナ禍が一刻も早く終息することも祈願いたしました。

お申込みいただきました皆様には「身代わり地蔵尊」ならびに「疫病退散」のお札などを送付させていただいております。

 

例年であれば、お参り頂いた皆様と大数珠繰りを行い、また日頃の感謝を込めて手打ちそばのお接待をご用意しており、賑やかな一日になるはずでしたが、この度は残念ながらコロナウイルス感染予防のため法要へのご参加をご遠慮いただいたため、境内も閑散とし静かな法要となりました。

しかしながら、当日は今までの残暑が嘘のような爽やかな秋晴れのとなり、無事に秋の行事を終えることができました。

 

次第に肌寒くなってまいりましたが、いまだ、コロナウイルス終息も見えぬ折柄、どうか皆様お体ご自愛くださいますようご祈念申し上げます。

 

 

 

 

───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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お盆の後に お彼岸が
節目節目の 
仏道修行

一般的に仏教では

 

お正月

春秋のお彼岸

お盆

 

が、一年のうちで大きな節目にあたります。

 

お正月

み仏様ご先祖様に、一年を無事に過ごさせていただいたお礼と、新年を何事もなく過ごさせていただくようお願い申し上げる大切な節目です。

お彼岸

み仏様ご先祖様に、冬の間眠っていた生命の源がこのころより芽吹き始め、秋には大いなる収穫を与えてくださるよう、

また、六波羅蜜の行いが怠りなく実践できるようご守護をお願い申し上げる大切な節目です。

お盆

ご先祖様のお里帰りを家族みんなで迎え、今こうして生きている、生かされていることへの感謝のお祈りを捧げる大切な節目です。

 

誰にでもできる仏道修行「六波羅蜜」

お釈迦さまは誰にでもできる仏道修行として「六波羅蜜(ろくはらみつ)」という六つの方法を説いておられます。

 

布施(ふせ)

感謝の心を忘れずにみんなに優しくしましょう

 

持戒(じかい)

まわりに迷惑をかけないように、決められたことを守りましょう

 

忍辱(にんにく)

どんなことがあっても未来の幸せを信じ、耐え忍びましょう

 

精進(しょうじん)

何事にも努力をしましょう

 

禅定(ぜんじょう)

自分の行いを反省し、どんな時にも心をしずめて冷静に

 

智慧(ちえ)

仏様のみ教えをよりどころとし、正しく考え判断しましょう

 

 

 

できればいつも心掛けましょう。

 

 

 

永代供養合同墓「もやいの碑」の供養を行いました。

こんにちは。持明院の寺嫁です。


9月1日10時より、永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養を行いました。

永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養は毎月1日10時より、もやいの碑の前で勤めさせていただいております。

当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

 

 

 

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「もやいの碑」は、合同でご遺骨をお納めする永代供養墓です。

ご遺骨をお納めした故人様のお名前を銘板に刻印し、当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

墓石を購入する必要がありません。

ご家族や跡継ぎがおられない方や経済的に不安な方でもご安心いただけるお墓です。

 

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───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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盂蘭盆会施餓鬼お位牌供養法会

こんにちは。持明院の寺嫁です。

8月15日午前10時から、本堂において盂蘭盆会施餓鬼お位牌供養法会を執り行いました。

この度は、新型コロナウイルスの影響で例年よりお参りの方も少ないのかなと思っていましたが、例年よりも多くの檀信徒の皆様にお参り頂き、ありがたさとお会いできた事で嬉しさがこみ上げてきました。

密にならないよう対策を取ったうえで法要を無事終えることができました。

 

新型コロナウイルスによって社会状況が大きく変わる中、多くの檀信徒の皆様と一緒に法会が出来る事は、当たり前ではなかったこと、そして私たち寺族にとっても力を与えてくださる大切な機会なのだなと感じ、改めて感謝申し上げます。

そして、一日も早くかけがえのない平穏な日常が戻りますように、お祈り申し上げます。

 

 

───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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真夏の 
暑い太陽があってこそ 
作物も実る

この世の中の自然の産物でいらぬものなどありません。

この世の数え切れぬほどの産物は、

 

地・水・火・風・空

 

の、5つの要素である五大のいずれかに属し、それぞれが密接な関係で結ばれています。

その組み合わせの違いで様々な食物や生物になっているのです。

 

暑い 寒い 美味しい 不味い 美しい 汚い

などなど種々ですが、どれも大切なもの。

ただ自然は私たちに合わせてはくれません。

私たちが共存の工夫をしなくては・・・

 

そのためには智慧をしぼり、多少の我慢も必要です。

原爆犠牲者・戦災死没者 慰霊法要

こんにちは。持明院の寺嫁です。

8月6日午前8時15分
半鐘を打ち鳴らし、原爆投下や戦災によって亡くなられた物故者に黙とうを捧げ、慰霊法要を執り行いました。




持明院は、戸坂に移転する前は平和公園前の現・中島町にありました。

 

そこは爆心地から500m。

 

第17世公龍和尚(当時住職)は1945年8月6日の朝、原爆の犠牲となりました。


第18世公宣和尚は当時二十歳頃。

兵役のため広島から離れていたため被爆は免れましたが、広島に戻ってみるとそこは一面焼け野原。お寺も全焼し、すべてを失いました。

今残るものは手水鉢のみです。

持明院の歴史を物語る唯一のもの。側面には寄進された年号「天保十年己亥」(1839年)ならびに当山第十四世の名と寄進者「周防下松、中村屋武兵衛、願主、若狭屋甚三郎」の名が刻まれている

 


変わり果てた市内。
失った帰る場所。

 

突然全てを失い、自分の身一つのみとなったと悟ったその時の心情、いかばかりか想像を絶します。

 

 

その後、復興中にお寺の境内で多くの遺骨が見つかります。

建物疎開の為、動員され原爆の犠牲となった旧広島市立高等女学校の先生と生徒さん達のものでした。
その数679名。
持明院にて安置・供養を行いました。

 

 

 

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現在の持明院の御本尊様は聖観音菩薩様です。


これは原爆で御本尊様をはじめすべてを失った持明院に、広島市立高等女学校の先生生徒の遺族の方々が奉納して下さったものです。
犠牲となられた先生生徒の御霊が聖観世音菩薩の大慈大悲に包まれ「永遠に安らかに」との願いが込められています。

またこのようなご縁で境内に追悼碑が建立されています。

 


戦争によって生まれた多くの悲しみや原爆の悲惨さは、

平凡な生活の中に起きた現実であり、

決して過去の出来事として忘れ去ってはならない

 

 

8月6日、原爆犠牲者の遺族の方々より奉納された御本尊様を拝むたびに、静かに深く、そう語りかけられるようです。

 

 

 

 

───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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ご先祖さまが 
年に一度の お里帰り
家族そろって おもてなし

いま我々がこの世に存在するのは

 

大自然の大きな命とご先祖様のおかげ

 

ということを忘れてはいけません。

 

ご先祖さまなくして我々は存在しえないのですから…

 

そのご先祖さまは普段は千の風に乗ってどこかに旅立たれていたとしても、お盆には故郷の我が家に、我がお墓にお里帰りされます。

 

日頃、日々の生活に追われ、私たちを育んでくれている大自然。

 

またこの世へ生まれさせていただいたご先祖さまへの感謝も忘れがちですが、せめてお盆くらいは家族そろって感謝の気持ちを伝えたいものです。