今月の一言

愛別離苦
別れと 出会いは裏表
終わりは 次への出発点

2024/07/01

愛別離苦とはお釈迦様が説かれた苦しみの一つで、

愛する人や動物、または品物等の大切な人や物たちと別れ離ればなれになり、その別れが寂しく辛いと言う苦しみを言います。

 

 

その悲しみを受け入れるために、お釈迦様はこの世のものは常に移り変わり、形あるものは必ず朽ちて消え去る(諸行無常)と教えて下さいました。

 


つまり、形あるものは必ず滅びるのですから、共に過ごせる時間は実はとても尊く、大切な時間なのですよと教えて下さっているのです。

 

特に両親や祖父母、または友人等の親しかった方と死別してお別れしてしまう事は非常につらく悲しいものですが、視点を替えればその命を持って、命の尊さを教えて下さり、今を精一杯生きる大切さを教えて下さっているのです。