永代供養合同墓「もやいの碑」の供養を行いました。

こんにちは。持明院の寺嫁です。


9月1日10時より、永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養を行いました。

永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養は毎月1日10時より、もやいの碑の前で勤めさせていただいております。

 

 

当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

 

お寺の日々あれこれ 一覧

 

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「もやいの碑」は、

合同でご遺骨をお納めする永代供養墓です。

ご遺骨をお納めした故人様のお名前を銘板に刻印し当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

墓石を購入する必要がありません。

ご家族や跡継ぎがおられない方や経済的に不安な方でもご安心いただけるお墓です。

 

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───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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2023年盂蘭盆会施餓鬼お位牌供養法会を執り行いました。

こんにちは。持明院の寺嫁です。

2023年8月15日午前10時から、本堂において盂蘭盆会施餓鬼お位牌供養法会を執り行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年は境内の蓮の葉を使った「水の子」というお供えのことと、お盆に先祖供養をするようになった由来についてご紹介させていただきました。

(2022年盂蘭盆会施餓鬼お位牌供養法会を執り行いました。)

 

そこで少し触れた「施餓鬼」について、本年は紹介させていただきさす。

本山では、お盆以外にも、春秋のお彼岸にも施餓鬼供養を行っています。

 

餓鬼は口から火を噴き、喉は針のように細く、飢えと渇きでどんなに食べ物を欲しても、目の前の食べ物は燃え尽き、喉も通らず、食べることができないという苦しみの中にいます。

水の子の、水に浸した洗米と小さく切ったナスやキュウリは、そうした餓鬼でも食べられるようにという心遣いからでしょう。

 

 

施餓鬼とは、実は餓鬼だけではなく、施餓鬼供養を通して無縁の霊などあまねく一切の全てに対しての供養もしているのです。

 

 

そして餓鬼や御先祖様を含む死者を供養することは、今を生きる我々に命のバトンを繋いで下さった御先祖様や先人に感謝を捧げ、我々自身にも善行を積まさせていただくことになり、それが巡り巡って功徳という形で顕れるといわれています。

たとえそうでなくとも、亡き人やお世話になった方々に感謝する「おもいやり」の気持ちを持って人や物に接すること、その輪が広がっていく事で争い事が減り安らかな社会になれるのではないでしょうか。

 

 

ある仏教哲学者はこのように言っています。

餓鬼とはおそらく、あくことを知らぬ人間の所有欲をあらわしているのであろう。

我々は皆、必ずしも死者の霊ではないけれども、餓鬼である。

死んだと思われるものを供養することによって、我々は我々自身を供養している。

この言葉にあるように、己の為だけに貪る心にとらわれてしまえば生きながらにして気付かぬうちに餓鬼道の苦しみを体験しているのかもしれません。

御先祖様や先人達はこの世にはいませんが、供養を通じて思いやりや感謝の気持ちを持つ機会を得ることにより、今を生きる我々は御先祖様や先人達によって人間らしく生かされているように思えます。

 

 

さて、今年のお盆も多くの方がお盆のお参りに来られていました。

 

お盆期間中は、色とりどりのお供え花と線香のにおい、そして行きかうお参りの方々の声で、墓地も賑やかでした。

特に、祖父母・親・子・孫と、いくつもの世代が一同に会する様子はなんだか楽しく幸せな気分になります。

その様子に御先祖様方も、「お、この時期が来たか来たか」とほくそ笑んでいるのではないでしょうか。

 

 

 

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毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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2023年 原爆犠牲者・戦災死没者 慰霊法要を執り行いました。

こんにちは。持明院の寺嫁です。

78年目を迎えた8月6日午前8時15分
半鐘を打ち鳴らし、原爆投下や戦災によって亡くなられた物故者に黙とうを捧げ、慰霊法要を執り行いました。

 

 

夏休みに入る前に娘が、

「昔の先生は、生徒に戦争に行け、行って来いって言ってたんだって」

など、授業の平和学習で見聞きしてきた話を家庭でも何度か話してくれました。

また、今までは漠然としていた『戦争』という言葉の意味を徐々につかみだしたようで、テレビのニュースやアニメ(歌番組でエヴァンゲリオンの主題歌が流れたり・・・)で『戦争』というワードが出てくると、はっと息を呑むような、何かを感じたであろう静かな瞬間が訪れるようになりました。

 

 

8月6日の8時15分、78年前の、鐘を鳴らすこの瞬間に原爆がこの街に落ちたんだよ

 

それがきちんと小さな胸に響いているようで、静かに目を瞑り、手を合わせ黙とうを捧げ、その後の読経も、最後まで一緒になって一生懸命にお勤めしました。

 

幼稚園時代からぐっと成長した姿と、より具体的な内容になっているのだろう小学校の平和学習が子供の心にしっかりと届いていること、そこに未来の平和への一歩を垣間見たような気がしました。

 

 

(過去ページ:原爆犠牲者・戦災死没者 慰霊法要(2020年))

(過去ページ:2021年 原爆犠牲者・戦災死没者 慰霊法要を執り行いました。

(過去ページ:2022年 原爆犠牲者・戦災死没者 慰霊法要を執り行いました。

 

 

 

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戦争によって生まれた多くの悲しみや原爆の悲惨さは、

平凡な生活の中に起きた現実であり、

決して過去の出来事として忘れ去ってはならない

 

 

 

 

 

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11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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永代供養合同墓「もやいの碑」の供養を行いました。

こんにちは。持明院の寺嫁です。


7月3日10時より、永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養を行いました。

永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養は毎月1日10時より、もやいの碑の前で勤めさせていただいております。

 

 

当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

 

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「もやいの碑」は、

合同でご遺骨をお納めする永代供養墓です。

ご遺骨をお納めした故人様のお名前を銘板に刻印し当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

墓石を購入する必要がありません。

ご家族や跡継ぎがおられない方や経済的に不安な方でもご安心いただけるお墓です。

 

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毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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下手もいなけりゃ 上手はおらぬ
何でもよい
何も気にせず
力いっぱい やればよい

仏教の開祖、お釈迦様はこの世のすべての物ごとは諸行無常だと説かれました。

 

諸行無常とは、全ての物事は移り変わり時として同じものはないと言うことです。

 

諸行無常の視点から物事を見てみると、物事と言うのは変わって無いようで少しずつ変化しているのですから、少々の失敗や変化に挫けず結果に左右されるのではなく、一分一秒と過ぎ行くその時間を大切に精一杯生きてゆけば心が定まり安心して生きてゆけるのではないでしょうか。