永代供養合同墓「もやいの碑」の供養を行いました。

こんにちは。持明院の寺嫁です。


12月1日10時より、永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養を行いました。

永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養は毎月1日10時より、もやいの碑の前で勤めさせていただいております。

 

当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

 

 

 

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「もやいの碑」は、合同でご遺骨をお納めする永代供養墓です。

ご遺骨をお納めした故人様のお名前を銘板に刻印し、当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

墓石を購入する必要がありません。

ご家族や跡継ぎがおられない方や経済的に不安な方でもご安心いただけるお墓です。

 

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───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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 捨ててこそ 
得るものもあり
年の暮れ

早いもので、今年も残すところ、ひと月あまり。

この一年、良いこと悪いこと、人それぞれいろいろあったことでしょう。

 

でも、そのすべてをため込んで生きていくには、少々つらいこともあります。

人それぞれ個人差はありますが、一人がため込める量なんて知れています。

 

では、何を残すかと言えば、

 

良かったこと

楽しかったこと   などなど。

 

そして少しの余裕も残しておきましょう。

 

そう、将来の楽しみのために…

 

 

永代供養合同墓「もやいの碑」の供養を行いました。

こんにちは。持明院の寺嫁です。


11月1日10時より、永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養を行いました。

永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養は毎月1日10時より、もやいの碑の前で勤めさせていただいております。

 

当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

 

 

 

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「もやいの碑」は、合同でご遺骨をお納めする永代供養墓です。

ご遺骨をお納めした故人様のお名前を銘板に刻印し、当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

墓石を購入する必要がありません。

ご家族や跡継ぎがおられない方や経済的に不安な方でもご安心いただけるお墓です。

 

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───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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正しい意見でも 
思いやりがなければ 
言われた人は傷つく

人の心は複雑なもの。

 

自分が悪いとわかっていても、意地を張ったり、拗ねたり、なかなか素直になれません。

 

ましてや人から言われるとなおさらのこと。

正しいことをいうにも相手への気配り、思いやりが大切です。

 

 

 

言う側は、相手への思いやりの心を・・・

言われる側は、正しいことを聞き、受け入れられる素直な心を・・・

 

 

永代供養合同墓「もやいの碑」の供養を行いました。

こんにちは。持明院の寺嫁です。


10月1日10時より、永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養を行いました。

永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養は毎月1日10時より、もやいの碑の前で勤めさせていただいております。

 

当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

 

 

 

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「もやいの碑」は、合同でご遺骨をお納めする永代供養墓です。

ご遺骨をお納めした故人様のお名前を銘板に刻印し、当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

墓石を購入する必要がありません。

ご家族や跡継ぎがおられない方や経済的に不安な方でもご安心いただけるお墓です。

 

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───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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秋季彼岸地蔵尊大祭

こんにちは。持明院の寺嫁です。

9月22日午前11時から、本堂において秋季彼岸地蔵尊大祭を執り行いました。

多くの供養・祈願のお申し込みを賜り、皆様方に代わりまして御本尊「観音さま」ならびに「お地蔵さま」に心よりご供養・ご祈願させていただきました。

また、ご供養・ご祈願とともに、コロナ禍が一刻も早く終息することも祈願いたしました。

お申込みいただきました皆様には「身代わり地蔵尊」ならびに「疫病退散」のお札などを送付させていただいております。

 

例年であれば、お参り頂いた皆様と大数珠繰りを行い、また日頃の感謝を込めて手打ちそばのお接待をご用意しており、賑やかな一日になるはずでしたが、この度は残念ながらコロナウイルス感染予防のため法要へのご参加をご遠慮いただいたため、境内も閑散とし静かな法要となりました。

しかしながら、当日は今までの残暑が嘘のような爽やかな秋晴れのとなり、無事に秋の行事を終えることができました。

 

次第に肌寒くなってまいりましたが、いまだ、コロナウイルス終息も見えぬ折柄、どうか皆様お体ご自愛くださいますようご祈念申し上げます。

 

 

 

 

───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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お盆の後に お彼岸が
節目節目の 
仏道修行

一般的に仏教では

 

お正月

春秋のお彼岸

お盆

 

が、一年のうちで大きな節目にあたります。

 

お正月

み仏様ご先祖様に、一年を無事に過ごさせていただいたお礼と、新年を何事もなく過ごさせていただくようお願い申し上げる大切な節目です。

お彼岸

み仏様ご先祖様に、冬の間眠っていた生命の源がこのころより芽吹き始め、秋には大いなる収穫を与えてくださるよう、

また、六波羅蜜の行いが怠りなく実践できるようご守護をお願い申し上げる大切な節目です。

お盆

ご先祖様のお里帰りを家族みんなで迎え、今こうして生きている、生かされていることへの感謝のお祈りを捧げる大切な節目です。

 

誰にでもできる仏道修行「六波羅蜜」

お釈迦さまは誰にでもできる仏道修行として「六波羅蜜(ろくはらみつ)」という六つの方法を説いておられます。

 

布施(ふせ)

感謝の心を忘れずにみんなに優しくしましょう

 

持戒(じかい)

まわりに迷惑をかけないように、決められたことを守りましょう

 

忍辱(にんにく)

どんなことがあっても未来の幸せを信じ、耐え忍びましょう

 

精進(しょうじん)

何事にも努力をしましょう

 

禅定(ぜんじょう)

自分の行いを反省し、どんな時にも心をしずめて冷静に

 

智慧(ちえ)

仏様のみ教えをよりどころとし、正しく考え判断しましょう

 

 

 

できればいつも心掛けましょう。

 

 

 

永代供養合同墓「もやいの碑」の供養を行いました。

こんにちは。持明院の寺嫁です。


9月1日10時より、永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養を行いました。

永代供養合同墓「もやいの碑」のご供養は毎月1日10時より、もやいの碑の前で勤めさせていただいております。

当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

 

 

 

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「もやいの碑」は、合同でご遺骨をお納めする永代供養墓です。

ご遺骨をお納めした故人様のお名前を銘板に刻印し、当山が永代にわたり、ご供養させていただきます。

墓石を購入する必要がありません。

ご家族や跡継ぎがおられない方や経済的に不安な方でもご安心いただけるお墓です。

 

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───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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盂蘭盆会施餓鬼お位牌供養法会

こんにちは。持明院の寺嫁です。

8月15日午前10時から、本堂において盂蘭盆会施餓鬼お位牌供養法会を執り行いました。

この度は、新型コロナウイルスの影響で例年よりお参りの方も少ないのかなと思っていましたが、例年よりも多くの檀信徒の皆様にお参り頂き、ありがたさとお会いできた事で嬉しさがこみ上げてきました。

密にならないよう対策を取ったうえで法要を無事終えることができました。

 

新型コロナウイルスによって社会状況が大きく変わる中、多くの檀信徒の皆様と一緒に法会が出来る事は、当たり前ではなかったこと、そして私たち寺族にとっても力を与えてくださる大切な機会なのだなと感じ、改めて感謝申し上げます。

そして、一日も早くかけがえのない平穏な日常が戻りますように、お祈り申し上げます。

 

 

───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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真夏の 
暑い太陽があってこそ 
作物も実る

この世の中の自然の産物でいらぬものなどありません。

この世の数え切れぬほどの産物は、

 

地・水・火・風・空

 

の、5つの要素である五大のいずれかに属し、それぞれが密接な関係で結ばれています。

その組み合わせの違いで様々な食物や生物になっているのです。

 

暑い 寒い 美味しい 不味い 美しい 汚い

などなど種々ですが、どれも大切なもの。

ただ自然は私たちに合わせてはくれません。

私たちが共存の工夫をしなくては・・・

 

そのためには智慧をしぼり、多少の我慢も必要です。

原爆犠牲者・戦災死没者 慰霊法要

こんにちは。持明院の寺嫁です。

8月6日午前8時15分
半鐘を打ち鳴らし、原爆投下や戦災によって亡くなられた物故者に黙とうを捧げ、慰霊法要を執り行いました。




持明院は、戸坂に移転する前は平和公園前の現・中島町にありました。

 

そこは爆心地から500m。

 

第17世公龍和尚(当時住職)は1945年8月6日の朝、原爆の犠牲となりました。


第18世公宣和尚は当時二十歳頃。

兵役のため広島から離れていたため被爆は免れましたが、広島に戻ってみるとそこは一面焼け野原。お寺も全焼し、すべてを失いました。

今残るものは手水鉢のみです。

持明院の歴史を物語る唯一のもの。側面には寄進された年号「天保十年己亥」(1839年)ならびに当山第十四世の名と寄進者「周防下松、中村屋武兵衛、願主、若狭屋甚三郎」の名が刻まれている

 


変わり果てた市内。
失った帰る場所。

 

突然全てを失い、自分の身一つのみとなったと悟ったその時の心情、いかばかりか想像を絶します。

 

 

その後、復興中にお寺の境内で多くの遺骨が見つかります。

建物疎開の為、動員され原爆の犠牲となった旧広島市立高等女学校の先生と生徒さん達のものでした。
その数679名。
持明院にて安置・供養を行いました。

 

 

 

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現在の持明院の御本尊様は聖観音菩薩様です。


これは原爆で御本尊様をはじめすべてを失った持明院に、広島市立高等女学校の先生生徒の遺族の方々が奉納して下さったものです。
犠牲となられた先生生徒の御霊が聖観世音菩薩の大慈大悲に包まれ「永遠に安らかに」との願いが込められています。

またこのようなご縁で境内に追悼碑が建立されています。

 


戦争によって生まれた多くの悲しみや原爆の悲惨さは、

平凡な生活の中に起きた現実であり、

決して過去の出来事として忘れ去ってはならない

 

 

8月6日、原爆犠牲者の遺族の方々より奉納された御本尊様を拝むたびに、静かに深く、そう語りかけられるようです。

 

 

 

 

───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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ご先祖さまが 
年に一度の お里帰り
家族そろって おもてなし

いま我々がこの世に存在するのは

 

大自然の大きな命とご先祖様のおかげ

 

ということを忘れてはいけません。

 

ご先祖さまなくして我々は存在しえないのですから…

 

そのご先祖さまは普段は千の風に乗ってどこかに旅立たれていたとしても、お盆には故郷の我が家に、我がお墓にお里帰りされます。

 

日頃、日々の生活に追われ、私たちを育んでくれている大自然。

 

またこの世へ生まれさせていただいたご先祖さまへの感謝も忘れがちですが、せめてお盆くらいは家族そろって感謝の気持ちを伝えたいものです。

 

 

仏教の花・蓮の花が咲きました

こんにちは。持明院の寺嫁です。

 

今年も蓮(はす)の花が咲きました。

今年は開花がとても遅く、ようやく咲いてくれた!と嬉しさがひとしおです。

 

「仏教の花」と言えば、蓮(はす)を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 

透明感のある淡い色合いやふっくらと繊細で優しげな姿

キラキラと輝く水玉を乗せた大きな葉

 

泥の中から泥に汚れず、すっと長い茎をのばして大きな美しい花を咲かせる様はとても神秘的で美しく、その姿を仏教の目指すところ【「泥=不浄」「大輪の花=解脱・涅槃の境地」】と重ね合わせたのもよく分かります。

 

 

仏教の中で最もよく目にするのは仏様の台座・蓮華座かと思いますが、実はそのほかにも、真言宗の護摩行に使う護摩壇の四隅や常花や曼荼羅など様々なところに蓮が登場してきます。

御大師像の蓮華座

護摩壇にある5色の蓮のつぼみ

常花

また仏教の教えでも蓮が例えに用いられることが多々あります。

蓮にまつわる話はあまりにも多いので、また別の記事でご紹介させていただきますが、それくらい蓮は仏教にとって特別な花とも言えます。

 

 

 

数年前、朝の庭掃除をしていると通勤途中の男性から「咲きましたね。毎朝楽しみにしていました」とお声掛けいただき写真を撮っていかれたことがありました。
寺に嫁いで間もなくの事でしたが、貴重な瞬間を心待ちにしてくださっている方がいて、開花を喜んでいただけたことに寺族としてとても嬉しく感じました。


皆様もお参りの際には、その貴重な花の様子をお楽しみいただければと思います。

お盆も近づいてきましたが、今年は開花が遅く、まだまだ小さなつぼみもあるので、どうかその頃まで花が咲いていてくれたらいいなぁと願っています。

 

 

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 広島 真言宗 持明院

 

 

───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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ないものを 欲しがらない 
あるものを 喜んでいただく

欲の強い人を 「強欲」 または 「ガリガリ亡者」と言いますが

「ガリガリ」

ってご存じですか?

 

「ガリガリ」を漢字で書くと 「我利我利」

我=自分  利=利益・得する

 

「我利我利亡者(ガリガリもうじゃ)」とは

自分の得になる事しか考えない人のことです。

 

「我利我利亡者」は、今ある物だけでは満足せず、他のものまで欲しがるため、取った取られたとなり、貧富の差が生じます。

それが不平不満となり、嫉妬や妬みを生み、この世の争いの種となるのです。

 

奪い合わず分け合えば、世の中もっと平和になるのでは…

いろいろな仏さまに出会える真言宗

こんにちは。持明院の寺嫁です。

紫陽花とともに、「アガパンサス」という花も見ごろを迎えています。

実はひっそりと、境内にいろいろな花が咲いているのです。

 

アガパンサスは、西洋では「愛の花」と言われ、自分の想いを愛する相手に伝えるときに贈る花なのだそうです。

涼しげで、すっと伸びやかな花が半球状についていて、どこから見ても美しいです。

伸びやかに四方に向いて咲く花を見ていると、なんとなく千手観音菩薩を思い浮かべました。

 

千手観音菩薩といえば、その名の通り、体から伸びる数多の手が印象的な仏さまです。

京都の三十三間堂が有名ですが、実際にお参りさせていただいた時は、その迫力に見るだけでも圧倒されました。

 

仏教における「千」は「無限の」という意味があり、「千の手」と、手のひらにある「千の眼」によって、どのような衆生をも漏らさず見つけ悩み苦しみからお救いくださる、まさに広大無限な功徳と慈悲を表した観音菩薩で、現存では真言宗のお寺に比較的多く祀られているようです。

 

というのも、「諸仏は、宇宙の真理そのものである大日如来の慈悲や智慧の働きを伝えるために、大日如来が姿形を変えたものである」という真言宗の教えから、お寺ごとに様々な仏さまを祀っているからです。

真言宗である持明院でも、原爆消失前は御本尊弥勒菩薩や歓喜天・金毘羅さんを、戦後は御本尊聖観音菩薩やお地蔵様を祀っています。

 

そう思うと、功徳が違ういろいろな仏さまに出会えるお寺巡りができるのも真言宗の魅力の一つですね。

 

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 広島 真言宗 持明院

 

 

───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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草抜きと下座行

こんにちは。持明院の寺嫁です。

先日、梅雨入り前にお墓の草抜きが終わりました。

 

草を抜くために、手をつき、地面に顔を近づけると、立っていては見えなかったものがたくさん見えてきます。

 

 

草のちいさな双葉

いろんな種類の雑草、その葉っぱの形や可憐な花

ダンゴムシや、餌を運ぶアリや、名前も知らない虫たち

おもしろい形の石ころ…

 

 

そして、それらを眺めながら草抜きをしていると無心になります。

心と頭の中がいったん空っぽになって、それからいろいろと考えが巡り、不思議とすっきりとその考えがまとまるのです。

終わってみると、「あ~、なんか(境内も頭の中も)すっきり。気持ちがいいなぁ」となります。

 

きっと多くの方が掃除をすると同じような気持ちになったことがあるのではないでしょうか。

 

 

 

仏教では掃除のことを別名「下座行」と言い、修行の一つとしています。

 

掃除はその場の景観をきれいにするだけでなく、自分の心をも磨き、清めるからです。

 

掃除は一度しても、また汚れてくるので何度も何度も繰り返しする必要があります。

(我が家のように・・・!)

 

 

同じように心にも繰り返し掃除が必要です。

いろいろな経験を重ねる中で心にも垢や塵がたまってしまいます。

小さなことでイライラして不満をもったり、高慢になったり、自分を低く評価されたことに情けなさを感じ涙したり…

 

 

掃除に無心になって取り組むと

「あっ、こんなところにも汚れがあった」

「ここはもっとこうしたらきれいになるんじゃないかな?」

と、様々な気づきが生まれますが、

 

それと同じように自分自身に対しても

「こんなことで不満を持ってしまった。自分は高慢に思い上がっていた。」

「もっと考え方を変えたら不満や高慢さを抱くことがなくなるのでは?」

などなど、自分の内面を振り返り気づける静かな時間にもなるので、掃除は心の垢を見つめ直す機会になります。

そして、それを定期的・継続的に続けていく…

(それが一番大変なのかもしれません)

 

 

掃除は、心を整え軽くする時間。

そう思うと季節ごとの草抜きも楽しみに思えてきます。

 

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 広島 真言宗 持明院

 

 

───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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紫陽花の季節です。

こんにちは。持明院の寺嫁です。

 

梅雨入りしましたが、梅雨といえば「紫陽花(あじさい)」。

持明院でも、紫陽花が綺麗に咲いています。

紫陽花はもともと日本原産の植物ですが、西洋でも人気が高く、逆輸入されるほど品種改良が盛んな花で有名で、その数は3000種類以上にも及ぶそうです。

色はもちろん、葉や花(正確に言えば花ではなく萼片(がくへん)という部位)の形がひとつひとつ違うので見ていて趣深いです。

持明院でも、数種類のあじさいがありますが、その一部をご紹介。

ヤマアジサイ。 葉も小さく、花も凛としてつつましやかで趣があります。

青や紫が多いですが、純白のあじさいも素敵です。

ヤマアジサイの一種で八重の星型が可愛らしい。

丸い花びらの紫陽花。 調べてみると「オカメアジサイ」などと呼ばれているようです。

紫や青の手毬紫陽花。

お参りの際にぜひお楽しみください。

 

 

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 広島 真言宗 持明院

 

 

 

 

───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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お互いに 
助け合うのが 人の道

人という字は、人が支えあって出来ています。

これを四文字熟語であらわせば「相互扶助」

また真言宗では「相互礼拝 相互供養」と言い、これは

 

お互いを尊重し

お互いの存在を認め合い

思いやりの心で接し

助け合う

 

という意味です。

人は一人では生きていけぬもの。

お互いが助け合ってこそ人の道。

いつも心の中に「お互い様」「おかげさま」の気持ちを忘れずに・・・

苦しい時に 
じっとがまん 
楽しい時に 
じわっと感謝

「人生とは四苦八苦の海にどっぷりとつかっているようなもの」だとお釈迦様はおっしゃっておられます。

苦しみから逃れようと、もがけばもがくほど逆に深みにはまってしまうもの。

ここは暑い温泉につかっているときのように じっとがまん。

すると「楽在其中(らくざいごちゅう)」という言葉があるように、其の中にもきっと楽しいことやためになることがあります。

そんな時は、じわっと感謝 おかげさん

そう。苦しい時にじっと我慢しているから楽しいと感じられるのです。

その楽しさを楽しいと感じられるか否かはあなた次第ですよ。

当たり前のことを 
日々 コツコツと 
当たり前に やっていく

よく「仏教は難しいですね」とおっしゃる方がおられるのですが・・・

「そんなことはないですよ。簡単なことです。」

「当たり前のことを 当たり前にすればいいだけですよ」とお答えします。

 

人に親切に(布施)

迷惑をかけず(持戒)

どんなことがあっても耐え忍び(忍辱)

当たり前のことをコツコツとやっていれば(精進)

自ずと心を冷静に保つことができ(禅定)

何かの時に間違いを起こさず 正しい判断ができるため(知恵)

 

思い煩うことも少なく 幸せな人生が送れますよ。

お寺のしだれ桜が満開になりました

こんにちは。持明院の寺嫁です。

 

お寺のしだれ桜が満開になりました。

 

この桜は、持明院がかつてあった平和公園前から、ここ戸坂の地に移転した1967年以降に先代の住職が植えたしだれ桜です。

植えた当初は小さな苗木だったので目立たなかったそうですが、40年以上たった今では門前を行き交う方々も見上げていただくほど大きく、枝も長く垂れ、風にそよぐほどです。

最近では冬に大きな枝を落とすので弱ってきているのではないか…と心配もしましたが、庭師さんに伺うと、木も自分の体調に合わせて必要のなくなった枝を落として樹勢を調整するとのこと。

そう聞くとより一層、人格に近い親しみを感じます。

 

まだまだ枝も元気とのことなので、これからもお寺を華やかに、お参りの方、地域の方の心を晴れやかにしてもらえたらな、と思います。

 

 

 

 

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 広島 真言宗 持明院

 

 

 

 

───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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春季地蔵尊大祭を行いました

こんにちは、持明院の寺嫁です。

 

昨日の3月22日に春季地蔵尊大祭を執り行いました。

 

法要は例年と同じく不動院様、道隆寺様にお参りいただき護摩を焚いて申し込まれた皆様方のご供養ご祈願事をお祈りしました。

今年はコロナウイルス対策の為に檀信徒の皆様のご参拝はお断りさせていただきましたので、本殿はがらんとして、お参りの方の読経の声が聞こえず、やはり寂しさを感じます。

 

来年の春のお彼岸の大祭には、また皆様方と一緒にお勤めし、法要をできることを楽しみにしています。

 

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 広島 真言宗 持明院

 

 

 

───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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春季彼岸会施餓鬼供養を行いました

こんにちは。持明院の寺嫁です。

春のお彼岸の中日にあたる3月20日、春季彼岸会施餓鬼供養を執り行いました。

ただしこの度はコロナウイルスの感染拡大を考慮して法要への参拝はご遠慮させていただき、僧侶のみで勤めさせていただきました。

五色の幕と檀信徒奉納旗

お地蔵様の奉納旗

御供物

精進供

荘厳壇

法要の様子

法要風景

このように荘厳を春のお彼岸用に変えて、お申込みいただいた皆様のご先祖の供養をお勤めさせていただきましたので、ご安心いただければと思います。

 

 

例年であれば、多くの檀信徒の皆様とご一緒に大念珠繰りやお勤めをし、持明院特製精進弁当をお接待するなどにぎやかな一日となるのですが、この度は静かな法要となりました。

 

こうして静かなお彼岸を経験してみると、多くの皆様がお参りくださり、一緒にお勤めできるということは寺族としてもありがたく嬉しいことなのだなと改めて感じます。

 

早くコロナウイルスの感染拡大が収まり、平穏な日々が訪れるようにお祈り申し上げます。

 

 

 

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 広島 真言宗 持明院

 

 

 

───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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ありがとう 
穏やかに 過ごす 
平凡な日々

よく「仏教はむずかしいですね」とおっしゃる方がおられるのですが、

 

「そんなことはないですよ。簡単なことです。

当たり前のことを当たり前にすればいいだけですよ」

とお答えします。

 

でも、「わかっちゃいるけど、なかなかできんのよね・・・」

 

 

そう、当たり前のことを当たり前にすることは結構難しい。

 

 

その難しさが分かれば「穏やかに過ごす 平凡な日々」のありがたさが再認識できるのではないでしょうか・・・。

 

おかげさん