2024年 年末のご挨拶

こんにちは。持明院の寺嫁です。

 

2024年も残すところ、一週間ほどとなりました。

 

 

 

本年は辰年でした。辰年は活力旺盛になって大きく成長し、形がととのう年だといわれているそうですが、皆様はいかがだったでしょうか?

 

持明院では数年前から取り組んでいた納骨堂「慈光殿」が無事に完成いたしました。

 

 

構想段階から考えると始まりは4,5年前から。

本年はその計画の申請許可がおり、工事着工、そして持明院オリジナルの桜の納骨檀が据えられ、京都の仏師の方に依頼した観音様の開眼法要を行い、ついに皆様にご案内できるようになりました。

 

まさに持明院としては辰年らしく「形がととのう」1年となりました。

 

 

これもひとえに総代様・檀家様をはじめ、持明院を支えて下さいました皆様方のおかげでございます。本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 

 

寒さも厳しくなってまいりましたが、どうぞ、皆様、良いお年をお迎えください。

 

 

(年末の大掃除の様子:過去記事:お寺の年末大掃除その1

(年末の大掃除の様子:過去記事:お寺の年末大掃除その2

 

 

 

 

 

 

 

2024年新年のご挨拶と年末年始のお寺の様子

新年あけましておめでとうございます。持明院の寺嫁です。

旧年中は皆様方にお支え頂きまして、誠にありがとうございました。

年末年始には、多くの方がお墓参りをされ、墓地もお供え花で色とりどりとなり、檀家皆様のご先祖様そして当山もすがすがしいお正月を迎えております。

3が日が過ぎ、お正月のあわただしさもひと段落しましたので、ここで少し当山の年末年始の様子をご紹介したいと思います。

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いよいよ年末が来るぞ…と心の準備が始まるのは11月から。

新年行事の御案内の発送がひと段落し、次は初祈願会で必要なものを発注したりし終えたころ、寺族内で予定の打ち合わせが始まります。

電話や来客対応に備え、常に誰かが番をしなければならない寺族。

年末作業のスケジュール調整、そしてその合間を縫っての外出予定、誰がどう動くかを打ち合わせます。

 

12月2週目から、境内墓地の全区画の草抜き開始。冬なので少ないと思いきや、すべて終わらせるのにやはり実働7~10日程度はかかります。墓地裏にはすくすくと育った腰高くらいの草も。片足立ちになりながら、体を滑り込ませて、草をとったりします。

夏よりは体力を消耗しませんが、寒さのせいか腰の痛みが強い気がします…。

 

12月3週 受付及び慈光ホール、六地蔵尊と水子地蔵や合同碑「もやいの碑」および「一女の慰霊碑」の掃除。番や子守をしつつ手分けをして進めていきます。

 

12月24日 月例地蔵尊大祭。年内最後の護摩行です。これが終われば本堂の大掃除に着手します。

12月4週 本堂の掃除。内陣は僧侶である住職が、他残りは寺族が行います。

本堂は一見、汚れが目立ちませんが、拭き上げてみると護摩行の煤で真っ黒になります。

普段掃除が出来ない部分、内陣ではすべての仏さまのすす払いや、動かしての拭き掃除

仏様一体一体、小さな脇仏様に至るまですすを払っていくので時間がかかります。

 

本尊様をどけてみると、ほこりの跡が… width= 3度拭きすれば、漆塗りがまるで鏡のように、周囲を映しだします。

外陣は窓ガラスや電球、畳や廊下の水拭き、そのほかにはトイレや欄干の水拭きや階段など外回りの掃除などなど。

磨き上げ新年用のお供えが終わると、おぉ、なんとすがすがしい…と本堂内を眺めながら清涼な空気感に浸ります。

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そしてその合間を縫って、お供え物などの正月用の買い出し、そして住職はお参りや急遽舞い込む葬儀などをこなしていきます。

 

そして、新年を迎えます。

1月1日0:00 年明けとともに鐘を突き、護摩行を行い、事前申し込みいただきました皆様方の祈願供養を執り行いました。(初護摩祈願)

1月1日5:00 護摩行の火も落ちたところで、壇を掃除し初祈願会の準備を行います。

1月1~3日10:00~16:00(3日のみ12:00) 初祈願会

持明院の初祈願会ですが、当山のご本尊様「聖観世音菩薩」「厄除大師」「当山鎮守 四天王」「地蔵菩薩」そして各自の「ご先祖様」に、

旧年中の大難を小難に小難を無難に過ごさせて頂いたお礼と、

新年を迎えるにあたり、新たな一年を家族一同が大過無く、安らかに過ごせるようにお願い申し上げる大切な新年の行事です。

家内安全・交通安全・商売繁盛 身体健康・病気平癒・老後息災・厄除祈願・合格祈願・良縁祈願 などなど御祈願も行っています。

封筒の中には干支の根付けと吉凶が書いてあるおみくじと、お寺で用意した景品を書いたおみくじが入っています。参拝いただいた皆様に引いてもらいます。

 

ささやかですが、福引き景品をご用意しております

 

 

本年も多くの方に足をお運び頂き、新年のご挨拶を交わす事ができ、幸甚の至りです。

今年は辰年。

この一年が皆様にとって龍のごとく強く前進する幸多き年となりますように。

そして当山も、恵まれたこの皆様方との仏縁に深く感謝し、よりお力になれるよう精進し進み続ける年でありたいと思っております。

 

お寺の日々あれこれ 一覧

 

2023年新年の「初護摩祈願」と「初祈願会」の様子

こんにちは。持明院の寺嫁です。

 

2023年1月1日0時、年明けとともに護摩行を行い、事前申し込み頂きました皆様の御祈願を執り行いました。

(2021年新年初護摩祈願の動画はこちら)

 

 

 

1月1日10時より3日まで初祈願会を行いました。

 

持明院の初祈願ですが、当山のご本尊様「聖観世音菩薩」「厄除大師」「当山鎮守 四天王」「地蔵菩薩」そして各自の「ご先祖様」に、

旧年中の大難を小難に小難を無難に過ごさせて頂いたお礼と、

新年を迎えるにあたり、新たな一年を家族一同が大過無く、安らかに過ごせるようにお願い申し上げる大切な新年の行事です。

家内安全・交通安全・商売繁盛 身体健康・病気平癒・老後息災・厄除祈願・合格祈願・良縁祈願 などなど

お願い事はなんでもです。

 

本年も初祈願へ皆様にご参拝いただくことができ、賑やかなお正月を過ごすことができました。

 

 

封筒の中には干支の根付けと吉凶が書いてあるおみくじと、お寺で用意した景品を書いたおみくじが入っています。参拝いただいた皆様に引いてもらいます。

景品は福ものが多く渋めなのですが、意外とお子さんも「今年はいいのが当たりますように・・・!」と結構楽しんでいただいているようです。

 

お子様が小さなころからご一緒にお参りに来られている方も多くいらっしゃいますが、お子様がおられるとより一層にぎやかで元気をいただきます。

小さなころから参拝いただいていた子が、今年は結婚が決まりました!などのお話を伺い、あんなに小さかった子が結婚とは何と感慨深い・・・!昆布茶が好きだったよねぇ・・・あられ多めで!と思い出話に花が咲く場面も。

何代も何代も永年お付き合いさせていただいているお寺としての幸せを感じました。

 

 

 

今年も多くのご家族が、お供えの花を手に、ご先祖様へのあいさつや祈願をされていかれました。

お墓やお地蔵様、合同墓も色とりどりの花でいっぱいでとても清々しく、ご先祖様方も喜んでおられるように感じられます。

コロナで様々な事が変わりゆく中で、

一年の終わりと始まりに、命を紡いで来て下さったご先祖様に、またいつもお守りくださる仏様に菩提寺のご本尊様に感謝する気持ちを持つ事をこれからも絶やしてはならないと改めてかんじさせていただいた初祈願会でした。

そして、持明院としてこのような仏縁を絶やしてはならないと改めて気を引き締め一年間精進して参りますので宜しくお願い申し上げます。

 

お寺の日々あれこれ 一覧

 

2023年 新年のご挨拶

 

新年あけましておめでとうございます。

 

昨年は、当山では大きな変化の年となり、そんな中で皆様方には温かなお心遣いをいただきまして、誠にありがとうございました。

2022年は壬(みずのえ)寅年でございました。

昨年に残された課題の解決に向けて取り組み、新たな芽吹きを生み出す、成長を目指し活動を始めるのに最良な建設的な年と、以前ご紹介させていただきましたが、まさに当山にとっては、「新たな芽吹き」「成長を目指す」年となりました。

 

2023年はうさぎ年。

ここから大きな飛躍を実現させていきたいと思っております。

 

皆様方におかれましても、新たな芽吹きや喜びの多い年になりますことを、心よりお祈り申し上げます。

 

本年も宜しくお願い申し上げます。               

 

持明院寺族一同

2022年 年末のご挨拶

こんにちは。持明院の寺嫁です。

 

2022年も残すところ、3時間を切りました。

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 

 

今年はクリスマス前に大雪も降り、珍しく広島市内でも雪が積もりました。

23日に境内の雪で作った雪だるま。ミニお地蔵様つき。ちゃんと雪除けの葉っぱの傘を娘がつけてあげていました。 なんと雪でお地蔵さまがリーゼントに!!
寒そうですが、檀家さんよりいただいた赤い毛糸の帽子が救いです。

 

毎年、12月に入ると少しずつ年末の大掃除や年越しの準備をしていくのですが、急な用事が入ったり、雨が降ったり大雪が降ったり、などなどで、どんどん予定がずれたりして、12月最後の2週間は駆け足状態、まさに師走でございました。

 

(年末の大掃除の様子:過去記事:お寺の年末大掃除その1

(年末の大掃除の様子:過去記事:お寺の年末大掃除その2

 

 

 

持明院では、去る2022年1月に第19世文昭和尚が亡くなり深い悲しみとともに、大黒柱を失い、大きな変化が訪れた年でした。

振り返ってみれば、12月の師走のように、あっという間に過ぎ去った1年でしたが、そんな中で深く思い出に残っているのは、皆さまにかけていただいた温かいお言葉や、支えていただいていることを実感したことです。

 

まだまだ未熟で至らぬところもありますが、皆様から頂いた温かなお心遣いと同じように、寺族一同も皆様に寄り添えるよう精進してまいりたいと思います。

今年1年お世話になりまして、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 

 

 

どうぞ、皆様、良いお年をお迎えください。

 

2022年新年の「初護摩祈願」と「初祈願会」の様子

こんにちは。持明院の寺嫁です。

2022年1月1日0時、年明けとともに護摩行を行い、事前申し込み頂きました皆様の御祈願を執り行いました。

 

(2021年新年初護摩祈願の動画はこちら)

また、昨年年末から本年の3が日にかけてはコロナウイルスの感染状況が落ち着いていたこともあり、感染対策を講じたうえで、2年ぶりに初祈願へ皆様にご参拝いただくことができ、賑やかなお正月を過ごすことができました。

 

持明院の初祈願ですが、当山のご本尊様「聖観世音菩薩」「厄除大師」「当山鎮守 四天王」「地蔵菩薩」そして各自の「ご先祖様」に、

旧年中の大難を小難に小難を無難に過ごさせて頂いたお礼と、

新年を迎えるにあたり、新たな一年を家族一同が大過無く、安らかに過ごせるようにお願い申し上げる大切な新年の行事です。

家内安全・交通安全・商売繁盛 身体健康・病気平癒・老後息災・厄除祈願・合格祈願・良縁祈願 などなど

お願い事はなんでもです。ちなみに現在妊娠中の筆者ですが、安産祈願もいたしました。

 

 

そして、この初祈願はご家族で小さなお子様を連れてお参りくださる機会が一番多い行事でもあります。

小さかったお子様が、立派な社会人や大学生になられても変わらずお参り下さる事が寺族として嬉しい事でもありますし楽しみでもあるのです。

 

 

今年も多くのご家族が、お供えの花を手に、ご先祖様へのあいさつや祈願をされていかれました。

お墓やお地蔵様、合同墓も色とりどりの花でいっぱいでとても清々しく、ご先祖様方も喜んでおられるように感じられます。

コロナで様々な事が変わりゆく中で、

一年の終わりと始まりに、命を紡いで来て下さったご先祖様に、またいつもお守りくださる仏様に菩提寺のご本尊様に感謝する気持ちを持つ事をこれからも絶やしてはならないと改めてかんじさせていただいた初祈願会でした。

そして、持明院としてこのような仏縁を絶やしてはならないと改めて気を引き締め一年間精進して参りますので宜しくお願い申し上げます。

 

お寺の日々あれこれ 一覧

 

新年のご挨拶

 

新年あけましておめでとうございます。

 

昨年は引き続きコロナウイルス感染拡大防止のために、人と会う機会が制限され、当山の法会も参拝をご遠慮していただかざる負えませんでしたが、次第に状況が落ち着いてきたこともあり、少しづつご参拝いただく機会も増え、皆様方とお会いできる喜びを再び感じることのできる一年でした。

 

本年は壬(みずのえ)寅年にあたります。

大変昨年に残された課題の解決に向けて取り組み、新たな芽吹きを生み出す、成長を目指し活動を始めるのに最良な建設的な年となります。

 

 

まだまだ楽しい事ばかりではないかもしれませんが、謙虚さや謹みを忘れず持ち、「おかげさん」の気持ちを胸に、新たな飛躍を目指す年にしたいと思います。

 

皆様方におかれましても、新たな芽吹きや喜びの多い年になりますことを、心よりお祈り申し上げます。

 

 

本年も宜しくお願い申し上げます。               

 

持明院寺族一同

水子さんと向き合う方へ -水子供養-

水子供養

 

このページをご覧になっている方は、

きっと、今ご自身の心に抱えていらっしゃる悲しみと、

どう向き合えばよいのか憂いに沈んでいらっしゃるのだと思います。

 

一度ご自身の体に宿った命とお別れするまでの月日には、

幸せや希望、苦しみや悩み、いろいろな気持ちを

お腹の中のお子様と過ごされたことと思います。

 

そして、お別れしたことによってご自身の心には、

なにものにも埋められない大きな穴がぽっかりと空き、

自分の体の中に宿っていた命だからこそ抱える、

言葉にはできない想いを感じてらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

虚無感や悲しみや後悔など、深く暗い感情とどう向き合っていけばよいのか、

苦しまれておられる方も多いかと思います。

 

 


そしてパートナーの方やご家族の方も、

ご自身と、そして失われた小さな命と母の悲しみを抱え、

傷心されていることと思います。

 

 

 

 

しかしながら、その悲しみ苦しみは、

お別れするまでに過ごした月日を大切に思われていた証です。

 

どのような過程や結末であったにせよ、

お腹の中にいたお子様に深い愛情を注いでいたから悲しみを感じるのです。

 

どうかその大きな悲しみを、

お子様への深い愛情を表す想いや言葉に変え、

水子となられたお子様へその愛情を捧げてください。

 

 

「いつまでも一緒だよ」
「大好きだよ」
「たくさんの幸せをありがとう」
「私を成長させてくれてありがとう」

と、悲しみを感じるほどに深く愛したその気持ちを

お子様にお伝えください。

 

 

それがお子様への供養となります。

 

 

そして何より、現世に生きるお母さんやパートナーやご家族の方々が、

前を向き、明日を生きることが大切です。

きっと水子となられたお子様もそれを望んでいます。

 

 

「無償の愛」と聞くと親から子へ注がれる愛情を思い浮かべやすいですが、

たとえどんな親でも慕い続けてくれる子供こそ

「無償の愛」を体現している存在だと感じます。

 

 

きっと水子となられたお子様も、

お母さんやお父さん、家族の幸せを願っています。

 


お地蔵さまと水子供養

 

元来、日本の仏教は、仏教が伝わる以前より人々に信仰されていた自然やそれにまつわる神

 

そして土着の風習など民間信仰・民俗文化と結びついて、日本独自に発展し、人々の心に寄り添ってきました。


中でも「お地蔵さま」は、そこここの道端に立ち、あの世とこの世を見守る、

最も私たちの生活の中に溶け込んでいる身近な仏様と言えます。

 

 

「地蔵」という名前は、サンスクリット語でクシティ・ガルバと言い

クシティ=「地」=「大地」
ガルバ =「蔵」=「胎内、子宮」

という意味があり「大地の母胎」を意味しています。

 

 

大地が全ての命を生み育む力を蔵するように、

その無限の大慈悲の心で苦悩の人々を包み込み、救う所から名付けられたとされています。

 

 

お地蔵さまは六道全ての人々をあらゆる苦しみから救おうと決心された菩薩様で、

特に最も弱い立場の人々を最優先で救済してくださるとも言われています。

 

 

水子となった子供たちは、泣きながら賽の河原で石を積み上げては鬼に崩され、苦しみの中にいると言われています。

 

鬼たちに苦しめられているそのか弱い水子の子供たちをそこから救い、成仏へと導いてくださる仏さまとして信仰されてきました。

 

 


お地蔵さまと真言宗

大日如来

真言宗では、仏や菩薩などは、

さとりを開いたり、さとりを求める「人」ではなく、

宇宙(法界)の真理そのもの「法」を意味しています。

 

その「法」を身体的イメージとしてとらえられているのが仏や菩薩です。

 

真言宗の本尊である「大日如来」は「宇宙の真理そのもの」であり、

全ての仏さまは大日如来より生まれ、大日如来の徳をそれぞれが分担し、

またその働きも大日如来の徳の顕現であると説かれています。

 

つまり、真言宗の教えでは、

観音様も阿弥陀様もお地蔵様もすべての仏さまは、

大日如来の慈悲や智慧の働きを伝えるために、大日如来が姿形を変えたものである、

ということで、真言宗ではお寺ごとに様々な仏さまが祀られています。

 

古くから水子さんを救ってくれると信仰されてきたお地蔵さまが真言宗のお寺で多く祀られているのもそのためです。

 


お地蔵さまと持明院

生命の尊厳や霊に対してあまりにも無関心な現状を深く憂い、供養をおろそかにしての真の「生命尊重」はありえないこと、

また生きとし生けるものの悩み苦しみが少しでも軽くなればとの願いから

昭和52年(1977年)に多くの方の御寄進を得て建立されました。
 

個別での水子供養のほか、、毎月24日のお地蔵様の縁日には、11時より護摩を焚き、お参りされた方々の水子供養を行っております。

(詳しくは年間行事または法事・水子供養・祈願をご覧ください。)

咲き始めたあじさいと4・5月の花

こんにちは。持明院の寺嫁です。

境内のあじさいがちらほらと咲き始めました。

 

今年は5月のカラッとした半袖で過ごせるほど暑い春はほとんどなく、例年より3週間も早く梅雨入りしてしまいました。

 

あじさいは今はまだ小さく、数も少ないですが、梅雨時期の暗雲の中にも彩を添えてくれています。

 

これからたくさんの大きな花を咲かせ見頃を迎えるところです。ぜひお参りの際にはご覧ください。

 

 

遅くなりましたが、花盛りの4月5月にもいろいろなお花が、裏手の小道沿いや境内に美しくかわいい姿を見せてくれていました。

少しご紹介させていただきます。

スノーフレーク

シャガ

花ずおう

つつじ

すずらん

 

 

 

花盛りの春も過ぎ、過ごしやすい季節から次第に夏の気配も時々感じるくらい、暑い日もでてきました。

 

なかなか収まらないコロナ禍ではありますが、皆様どうぞご自愛くださいませ。。

 

お寺の日々あれこれ 一覧

 

 

 

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 広島 真言宗 持明院

 

 

 

 

───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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満開の桜と3月の花

こんにちは。持明院の寺嫁です。

3/18、お寺の枝垂れ桜が満開になりました。

持明院の枝垂れ桜

 

多くの道行く人やお参りの方々がふと足を止め、写真を撮っていかれます。心なしか桜も喜んでいるようで、皆様のあたたかい眼差しから元気をもらっているようです。

 

 

美しいので桜に目が行きがちですが、実は裏手の小道沿いや墓地の入り口にもひっそりと花を咲かせ見頃になっている植物がいくつかあります。

茶花ですので派手ではないですが、日本に昔から自生する草花は控えめながらも慎ましやかな上品さがあります。

レンギョウ トサミズキ 貝母(バイモ) 雪柳 黄梅 寒咲アヤメ

不思議と黄色い花が多いですね!

 

 

春のお彼岸を前にお墓の草抜きやお地蔵様の掃除をしましたが、温かな日差しが降り注ぎ、掃除やお墓参りの水仕事をするにも、気持ちがよい季節となりました。

春先の三寒四温も過ぎ去り、安定して暖かい日が続くようになってきたので、まさにこれから春本番ですね!

 

 

 

 

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 広島 真言宗 持明院

 

 

 

 

───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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お寺の日々あれこれ 一覧

持明院の枝垂れ桜が開花しました。

こんにちは。持明院の寺嫁です。

3/9にお寺の枝垂れ桜が開花しました。

暖かい日が続き、3日たった3/11現在では3分咲きといったところでしょうか。

枝もたくさんのつぼみでほんのりと桜色に染まっています。

これから暖かい日がより一層多く続くようです。春のお彼岸3月20日のお墓参りで皆様にご覧いただけるよう咲いていてくれたら嬉しいですが、今年は満開になるのが早くなりそうです。

お寺の日々あれこれ 一覧

お寺の日々あれこれ 一覧

2024年

 

 

2024年盂蘭盆会施餓鬼お位牌供養法会を執り行いました。

2024年 原爆犠牲者・戦災死没者 慰霊法要を執り行いました。

永代供養が安心~納骨の種類~

2024年春季地蔵尊大祭と桜

2024年新年のご挨拶と年末年始のお寺の様子

 

2023年

2023年 秋季彼岸地蔵尊大祭を行いました。

2023年盂蘭盆会施餓鬼お位牌供養法会を執り行いました。

2023年 原爆犠牲者・戦災死没者 慰霊法要を執り行いました。

2023年春季彼岸施餓鬼会ならびに春季地蔵尊大祭と桜の開花

2023年新年の「初護摩祈願」と「初祈願会」の様子

2023年 新年のご挨拶

 

 

2022年

2022年 年末のご挨拶

2023年新年「初護摩祈祷」および「初祈願会」のご案内

2022年 秋季彼岸地蔵尊大祭を行いました。

2022年盂蘭盆会施餓鬼お位牌供養法会を執り行いました。

2022年 原爆犠牲者・戦災死没者 慰霊法要を執り行いました。

2022年春季彼岸会ならびに春季地蔵尊大祭と桜の開花

2022年新年の「初護摩祈願」と「初祈願会」の様子

新年のご挨拶

 

2021年

2022年新年「初護摩祈祷」および「初祈願会」のご案内

2021年 秋季彼岸地蔵尊大祭を行いました。

2021年盂蘭盆会施餓鬼お位牌供養法会を執り行いました。

2021年 原爆犠牲者・戦災死没者 慰霊法要を執り行いました。

水子さんと向き合う方へ -水子供養-

咲き始めたあじさいと4・5月の花

2021年春季彼岸会施餓鬼供養と春季地蔵尊大祭を行いました

2021年春季彼岸会施餓鬼供養と春季地蔵尊大祭のご案内

満開の桜と3月の花

持明院の枝垂れ桜が開花しました。

持明院 2月の花

動画:2021年新年特別護摩祈願

新年のご挨拶

2020年

お寺の年末大掃除その2

お寺の年末大掃除その1

動画:持明院の風景

秋季彼岸地蔵尊大祭

盂蘭盆会施餓鬼お位牌供養法会

原爆犠牲者・戦災死没者 慰霊法要

仏教の花・蓮の花が咲きました

草抜きと下座行

いろいろな仏さまに出会える真言宗

紫陽花の季節です。

お寺のしだれ桜が満開になりました

春季地蔵尊大祭を行いました

春季彼岸会施餓鬼供養を行いました

お寺の桜が開花しました。

春のお彼岸に向けて草抜き

持明院 2月の花

こんにちは。持明院の寺嫁です。

少しずつ春の気配を感じる日も増えてまいりました。

お地蔵さまからお墓へと行く途中の庫裏前の梅がつつましやかに咲いています。

1月末に一輪、花が開き、今はあっという間に8分咲きくらいでしょうか。見ごろを迎えています。

 

 

 

境内にあるいくつかの椿のつぼみも大きくふくらみ、いくつかは花も見られるようになりました。

 

境内裏手の小道にある蝋梅は花盛りです。

とてもいい香りがします。

 

 

 

まさに暦通り、立春を過ぎると、こうして花も賑わいを見せてきます。

昔の人はそうした季節の変化、春の訪れを繊細に感じ取っていたのですね。

過去の「寺の日々 あれこれ」一覧

動画:2021年新年特別護摩祈願

あけましておめでとうございます。

2021年1月1日0時、年明けとともに、事前申し込み頂きました皆様の御祈願を執り行いました。

本年はコロナ禍のために参拝をご遠慮いただきましたので、その様子をお伝えするため、ダイジェスト版の動画を作成いたしました。

 

 

 

仏様にむけて、住所氏名祈願内容を読み上げておりますが、個人情報保護の観点からその個所は編集し削除しております。

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

 

昨年はコロナウイルスにより、人と会う機会が制限され、当山の法会も参拝をご遠慮していただかざる負えませんでした。

 

しかしながら、このコロナウイルス騒動により、参拝いただいた多くの皆様と法会を一緒に出来る事、そして檀信徒の皆様との何気ない会話がいかに有難かったを再確認させられた一年でもありました。

 

本年も初心を忘れず、お参りの皆様の御供養御祈願事を真摯に勤め、お寺と皆様でお互いに支えあう当たり前の日常に感謝し、日々精進してまいりたいと思います。

 

 

本年も宜しくお願い申し上げます。               

 

持明院寺族一同

お寺の年末大掃除その2

こんにちは。持明院の寺嫁です。

 

持明院では、年末の大掃除をして新年を迎えます。

その様子をその1に続いて、お伝えいたします。

 

内陣の掃除を終えると、正月用のしつらえを整えます。

 

持明院では年越しと共に護摩を焚き、特別護摩祈願を行います。

その護摩の準備と・・・

 

 

本尊檀には、大きな鏡餅や精進供をお供えします。

 

こまごまとしたものは省きましたが、内陣は大体このように大掃除をしています。

 

この内陣の掃除は持明院では副住職の仕事です。

 

 

 

では、寺嫁たちは何をしているかと言うと・・・

 

内陣以外の場所をしています。

 

 

外陣や廊下、トイレ、応接室、受付、1階のホールや本堂の窓ふき、エアコン、各備品の整備、お接待の準備…などなど。日常でも清掃管理しているところですが、普段できないところまでしっかりと行いました。

 

畳を固く絞った雑巾で拭いてみると、予想以上に雑巾が護摩の煤(すす)で黒くなったりします。

畳を水拭きした後は、細かな畳の屑が出るので仕上げに掃除機で綺麗に。

電球の上を綺麗に。

 

 

 

 

正月ならではといえば、玄関や応接室に花を生けたりもあります。

 

 

そのほかでは、六地蔵様や庭のお掃除、お墓の草抜きなど、寺族総出で行っています。

 

 

 

こうして、新年を迎える準備を終えました。

 

 

本年は、想像もしていなかったコロナ禍により、生活が大きく変わった一年でしたが、その中でも変わらない皆様との温かなつながりと、今までのありがたさを噛み締めた一年でした。

誠にありがとうございました。

 

 

皆様どうぞよいお年をお迎えください。

お寺の年末大掃除その1

こんにちは。持明院の寺嫁です。

 

持明院では、年末の大掃除をして新年を迎えます。

その様子を少しお伝えいたします。

 

まずは本尊様や護摩壇のある内陣。

 

 

 

両脇にあるお地蔵様がずらりと並ぶ壇から。

このお地蔵さまは檀信徒の皆様より奉納いただいたお地蔵さまです。

 

一体一体、筆先で優しく、一年間の埃や護摩による煤(すす)を払っていきます。

 

 

 

さらにこの壇には、真言密教を伝えた8人の高僧の尊像をお祀りしています。

こちらも綺麗に。

 

棚も綺麗に拭き上げます。

 

 

 

続いて正面のご本尊様をお祀りしている本尊檀を掃除します。

 

5色の紐「金剛線」を仏さまたちの手からほどき、下におろして・・・

 

 

ちなみにこの金剛線は仏様たちの手から屋根へと続き、屋根のてっぺんにある宝珠につながっています。

これは宝珠の功徳を本尊様やお祀りしている仏様や五鈷杵に巡らせるためです。

本尊檀の仏様だけでなく両脇壇のお地蔵様6体にもつながっています。

 

 

 

つづいて曼荼羅を綺麗に拭きます。

曼荼羅とは密教で考えられている世界、教えを絵であらわしたものです。

仏の慈悲を描いた胎蔵界曼荼羅

仏の智慧を表わした金剛界曼荼羅

 

檀の上を拭き上げます。鏡のようにピカピカです。

 

仏様や弘法大師像なども綺麗にして、元の位置に。

 

 

 

それから護摩壇や仏器、法具なども綺麗に磨きます。

 

 

その2へ続くーーー

 

 

仏教の花・蓮の花が咲きました

こんにちは。持明院の寺嫁です。

 

今年も蓮(はす)の花が咲きました。

今年は開花がとても遅く、ようやく咲いてくれた!と嬉しさがひとしおです。

 

「仏教の花」と言えば、蓮(はす)を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 

透明感のある淡い色合いやふっくらと繊細で優しげな姿

キラキラと輝く水玉を乗せた大きな葉

 

泥の中から泥に汚れず、すっと長い茎をのばして大きな美しい花を咲かせる様はとても神秘的で美しく、その姿を仏教の目指すところ【「泥=不浄」「大輪の花=解脱・涅槃の境地」】と重ね合わせたのもよく分かります。

 

 

仏教の中で最もよく目にするのは仏様の台座・蓮華座かと思いますが、実はそのほかにも、真言宗の護摩行に使う護摩壇の四隅や常花や曼荼羅など様々なところに蓮が登場してきます。

御大師像の蓮華座

護摩壇にある5色の蓮のつぼみ

常花

また仏教の教えでも蓮が例えに用いられることが多々あります。

蓮にまつわる話はあまりにも多いので、また別の記事でご紹介させていただきますが、それくらい蓮は仏教にとって特別な花とも言えます。

 

 

 

数年前、朝の庭掃除をしていると通勤途中の男性から「咲きましたね。毎朝楽しみにしていました」とお声掛けいただき写真を撮っていかれたことがありました。
寺に嫁いで間もなくの事でしたが、貴重な瞬間を心待ちにしてくださっている方がいて、開花を喜んでいただけたことに寺族としてとても嬉しく感じました。


皆様もお参りの際には、その貴重な花の様子をお楽しみいただければと思います。

お盆も近づいてきましたが、今年は開花が遅く、まだまだ小さなつぼみもあるので、どうかその頃まで花が咲いていてくれたらいいなぁと願っています。

 

 

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 広島 真言宗 持明院

 

 

───── お知らせ  ─────

 

毎月24日はお地蔵さまとご縁を結べる縁日です。

11時から本堂にて護摩を焚き、ご供養ご祈願をしております。

お気軽にお参りください。

 

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いろいろな仏さまに出会える真言宗

こんにちは。持明院の寺嫁です。

紫陽花とともに、「アガパンサス」という花も見ごろを迎えています。

実はひっそりと、境内にいろいろな花が咲いているのです。

 

アガパンサスは、西洋では「愛の花」と言われ、自分の想いを愛する相手に伝えるときに贈る花なのだそうです。

涼しげで、すっと伸びやかな花が半球状についていて、どこから見ても美しいです。

伸びやかに四方に向いて咲く花を見ていると、なんとなく千手観音菩薩を思い浮かべました。

 

千手観音菩薩といえば、その名の通り、体から伸びる数多の手が印象的な仏さまです。

京都の三十三間堂が有名ですが、実際にお参りさせていただいた時は、その迫力に見るだけでも圧倒されました。

 

仏教における「千」は「無限の」という意味があり、「千の手」と、手のひらにある「千の眼」によって、どのような衆生をも漏らさず見つけ悩み苦しみからお救いくださる、まさに広大無限な功徳と慈悲を表した観音菩薩で、現存では真言宗のお寺に比較的多く祀られているようです。

 

というのも、「諸仏は、宇宙の真理そのものである大日如来の慈悲や智慧の働きを伝えるために、大日如来が姿形を変えたものである」という真言宗の教えから、お寺ごとに様々な仏さまを祀っているからです。

真言宗である持明院でも、原爆消失前は御本尊弥勒菩薩や歓喜天・金毘羅さんを、戦後は御本尊聖観音菩薩やお地蔵様を祀っています。

 

そう思うと、功徳が違ういろいろな仏さまに出会えるお寺巡りができるのも真言宗の魅力の一つですね。

 

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 広島 真言宗 持明院

 

 

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草抜きと下座行

こんにちは。持明院の寺嫁です。

先日、梅雨入り前にお墓の草抜きが終わりました。

 

草を抜くために、手をつき、地面に顔を近づけると、立っていては見えなかったものがたくさん見えてきます。

 

 

草のちいさな双葉

いろんな種類の雑草、その葉っぱの形や可憐な花

ダンゴムシや、餌を運ぶアリや、名前も知らない虫たち

おもしろい形の石ころ…

 

 

そして、それらを眺めながら草抜きをしていると無心になります。

心と頭の中がいったん空っぽになって、それからいろいろと考えが巡り、不思議とすっきりとその考えがまとまるのです。

終わってみると、「あ~、なんか(境内も頭の中も)すっきり。気持ちがいいなぁ」となります。

 

きっと多くの方が掃除をすると同じような気持ちになったことがあるのではないでしょうか。

 

 

 

仏教では掃除のことを別名「下座行」と言い、修行の一つとしています。

 

掃除はその場の景観をきれいにするだけでなく、自分の心をも磨き、清めるからです。

 

掃除は一度しても、また汚れてくるので何度も何度も繰り返しする必要があります。

(我が家のように・・・!)

 

 

同じように心にも繰り返し掃除が必要です。

いろいろな経験を重ねる中で心にも垢や塵がたまってしまいます。

小さなことでイライラして不満をもったり、高慢になったり、自分を低く評価されたことに情けなさを感じ涙したり…

 

 

掃除に無心になって取り組むと

「あっ、こんなところにも汚れがあった」

「ここはもっとこうしたらきれいになるんじゃないかな?」

と、様々な気づきが生まれますが、

 

それと同じように自分自身に対しても

「こんなことで不満を持ってしまった。自分は高慢に思い上がっていた。」

「もっと考え方を変えたら不満や高慢さを抱くことがなくなるのでは?」

などなど、自分の内面を振り返り気づける静かな時間にもなるので、掃除は心の垢を見つめ直す機会になります。

そして、それを定期的・継続的に続けていく…

(それが一番大変なのかもしれません)

 

 

掃除は、心を整え軽くする時間。

そう思うと季節ごとの草抜きも楽しみに思えてきます。

 

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 広島 真言宗 持明院

 

 

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紫陽花の季節です。

こんにちは。持明院の寺嫁です。

 

梅雨入りしましたが、梅雨といえば「紫陽花(あじさい)」。

持明院でも、紫陽花が綺麗に咲いています。

紫陽花はもともと日本原産の植物ですが、西洋でも人気が高く、逆輸入されるほど品種改良が盛んな花で有名で、その数は3000種類以上にも及ぶそうです。

色はもちろん、葉や花(正確に言えば花ではなく萼片(がくへん)という部位)の形がひとつひとつ違うので見ていて趣深いです。

持明院でも、数種類のあじさいがありますが、その一部をご紹介。

ヤマアジサイ。 葉も小さく、花も凛としてつつましやかで趣があります。

青や紫が多いですが、純白のあじさいも素敵です。

ヤマアジサイの一種で八重の星型が可愛らしい。

丸い花びらの紫陽花。 調べてみると「オカメアジサイ」などと呼ばれているようです。

紫や青の手毬紫陽花。

お参りの際にぜひお楽しみください。

 

 

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 広島 真言宗 持明院

 

 

 

 

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お寺のしだれ桜が満開になりました

こんにちは。持明院の寺嫁です。

 

お寺のしだれ桜が満開になりました。

 

この桜は、持明院がかつてあった平和公園前から、ここ戸坂の地に移転した1967年以降に先代の住職が植えたしだれ桜です。

植えた当初は小さな苗木だったので目立たなかったそうですが、40年以上たった今では門前を行き交う方々も見上げていただくほど大きく、枝も長く垂れ、風にそよぐほどです。

最近では冬に大きな枝を落とすので弱ってきているのではないか…と心配もしましたが、庭師さんに伺うと、木も自分の体調に合わせて必要のなくなった枝を落として樹勢を調整するとのこと。

そう聞くとより一層、人格に近い親しみを感じます。

 

まだまだ枝も元気とのことなので、これからもお寺を華やかに、お参りの方、地域の方の心を晴れやかにしてもらえたらな、と思います。

 

 

 

 

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 広島 真言宗 持明院

 

 

 

 

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お気軽にお参りください。

 

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お寺の桜が開花しました。

こんにちは。持明院の寺嫁です。

 

お寺の枝垂桜が開花しました。

今年は暖冬ということもあって、開花が10日ほど早かったです。

ソメイヨシノよりも少し開花が早い彼岸枝垂れ桜のため、この近隣では一番に春の訪れを知らせてくれます。

 

今年もたくさんの花のつぼみが薄紅に枝を染めています。

春の到来を予感させる咲きかけの桜もまた風情がありますね。

刻々と咲き始める桜の様子をご覧に、ぜひお参りください。

 

 

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 真言宗 持明院

 

春のお彼岸に向けて草抜き

こんにちは。持明院の寺嫁です。

 

これからお寺の日々の様子を少しずつお伝えしていければと思いますので、よろしくお願いします。

 

 

さて持明院では、行事ごとに檀家さんの墓地の草抜きや掃除を寺族でしています。

 

春のお彼岸に向けて、雑草を摘み取りました。

一見、量は少なく見えますが、地面に近づけば小さい草がたくさんあるので、細かに指先を動かすのがなかなか大変です。

 

娘も手伝うと言ってくれていましたが、いつの間にか空き地で泥のハンバーグと肉団子を作って販売していました。疲れも癒されますね(^^)。

娘が食事を用意してくれました。

 

手が届きづらいお墓の間や砂利の中からも芽を出す草たち。

おっ、これは手ごわいなぁ あなたの名前はなんていうのかしら・・・と独り言ちながら草と向き合っていると、瑞々しく湧き立つ草の生命力に不思議と親しみと、春の訪れへのワクワク感を感じます。

 

春のお彼岸ももうそろそろですね。

お墓の草抜きも終わりましたので、安心してお参りください。

草抜き前

草抜き後

 

広島県新四国八十八ヶ所24番札所 

戸坂のお地蔵さん 真言宗 持明院