こんにちは。持明院の寺嫁です。
持明院では、年末の大掃除をして新年を迎えます。
その様子をその1に続いて、お伝えいたします。
内陣の掃除を終えると、正月用のしつらえを整えます。
持明院では年越しと共に護摩を焚き、特別護摩祈願を行います。
その護摩の準備と・・・
本尊檀には、大きな鏡餅や精進供をお供えします。
こまごまとしたものは省きましたが、内陣は大体このように大掃除をしています。
この内陣の掃除は持明院では副住職の仕事です。
では、寺嫁たちは何をしているかと言うと・・・
内陣以外の場所をしています。
外陣や廊下、トイレ、応接室、受付、1階のホールや本堂の窓ふき、エアコン、各備品の整備、お接待の準備…などなど。日常でも清掃管理しているところですが、普段できないところまでしっかりと行いました。
畳を固く絞った雑巾で拭いてみると、予想以上に雑巾が護摩の煤(すす)で黒くなったりします。
正月ならではといえば、玄関や応接室に花を生けたりもあります。
そのほかでは、六地蔵様や庭のお掃除、お墓の草抜きなど、寺族総出で行っています。
こうして、新年を迎える準備を終えました。
本年は、想像もしていなかったコロナ禍により、生活が大きく変わった一年でしたが、その中でも変わらない皆様との温かなつながりと、今までのありがたさを噛み締めた一年でした。
誠にありがとうございました。
皆様どうぞよいお年をお迎えください。