今月の一言

欲なくては 生きられぬ
おぼれるな
もがいて沈む 欲の海

欲なくては 生きられぬ
おぼれるな
もがいて沈む 欲の海

真言宗の宗祖弘法大師空海は人の欲望を否定しませんでした。


なぜなら人間 生きていれば様々な欲に惑わされて生きて行くものと 見抜いておられたので視点を変えてこう伝えられたのです。


小さな欲(己のみが幸せを感じる欲)を持たず 大欲(周りの人や己が幸せを感じる欲)を持って日々を過ごしましょうと。

 


現代に置き換えれば 携帯電話やパソコンや自動車などの創業者の方たちに共通するのは 世の中の不便さ(苦しみ)をこれらの発明を使って少しでも便利に(楽しく)暮らせるようにとの大きな欲から出来たものです。


一人一人がそれぞれに大欲を持ち 欲を大欲を結実するガソリンに変えて生きて行ければ欲に溺れず実りある人生を歩いて行けるのです。