今月の一言

心 暗きとき 遭うところ
悉(ことごと)く禍(わざわい)なり  
眼 明らかなれば
途(みち)にて触れて 
皆 宝なり

心 暗きとき 遭うところ
悉(ことごと)く禍(わざわい)なり  
眼 明らかなれば
途(みち)にて触れて 
皆 宝なり

~「弘法大師」お大師さまの教え~

曇りなき目で 物事を見よう

 

「心暗き」とは、お釈迦様が説かれた「無明(むみょう)」のこと。

「無明」とはこの世の道理に暗く明るくないということで、この世の苦しみ「一切皆苦(いっさいかいく)」の根源であるといわれており、

「此岸(しがん)」とはこのような状態の事を言います。

 

「眼明らか」とは、この世の道理に明るく理解自覚していることで、「六波羅蜜(ろくはらみつ)」を日々の生活の中で実践している状態です。

これを「彼岸(ひがん)」といいます。

 

物事全てが苦の元となる「此岸(しがん)」にいるよりも

曇りのない心眼で、遭遇するすべての事が宝と思える「彼岸(ひがん)」へ安住しましょう、とお大師さまは言っておられます。