一般的に仏教では
お正月
春秋のお彼岸
お盆
が、一年のうちで大きな節目にあたります。
お正月
み仏様ご先祖様に、一年を無事に過ごさせていただいたお礼と、新年を何事もなく過ごさせていただくようお願い申し上げる大切な節目です。
お彼岸
み仏様ご先祖様に、冬の間眠っていた生命の源がこのころより芽吹き始め、秋には大いなる収穫を与えてくださるよう、
また、六波羅蜜の行いが怠りなく実践できるようご守護をお願い申し上げる大切な節目です。
お盆
ご先祖様のお里帰りを家族みんなで迎え、今こうして生きている、生かされていることへの感謝のお祈りを捧げる大切な節目です。
せめて年に4回くらいは仏道修行に励みましょう。
誰にでもできる仏道修行「六波羅蜜」
お釈迦さまは誰にでもできる仏道修行として「六波羅蜜(ろくはらみつ)」という六つの方法を説いておられます。
布施(ふせ)
感謝の心を忘れずにみんなに優しくしましょう
持戒(じかい)
まわりに迷惑をかけないように、決められたことを守りましょう
忍辱(にんにく)
どんなことがあっても未来の幸せを信じ、耐え忍びましょう
精進(しょうじん)
何事にも努力をしましょう
禅定(ぜんじょう)
自分の行いを反省し、どんな時にも心をしずめて冷静に
智慧(ちえ)
仏様のみ教えをよりどころとし、正しく考え判断しましょう
できればいつも心掛けましょう。