今月の一言

彼岸と六波羅蜜

彼岸と六波羅蜜

彼岸とは

彼の岸、向こう岸のこと。

仏さまのみ教えに導かれ、安らかで心に悩みや苦しみが無い生活を送ることのできる世界です。

 

六波羅蜜の教えとは

日々の生活の中で、積み重なった心の疲れや悩みを取り除き、心安らかな日々を過ごせるようにお釈迦様がお説きになられた仏道修行のことです。

 

春と秋のお彼岸とは

命を紡いで下さった御先祖様に感謝し、六波羅蜜の教えを心がけて生活して、心の悩みや苦しみを洗い流し、気持ちをリセットして新たに心安らかに過ごせるよう努める期間です。

毎日は難しいとは思い明日が、年に二回のお彼岸の時期には、御先祖様に感謝のお墓参りをして六波羅蜜の教えを実践してみましょう。

 

誰にでもできる仏道修行「六波羅蜜」

お釈迦さまは誰にでもできる仏道修行として「六波羅蜜(ろくはらみつ)」という六つの方法を説いておられます。

 

布施(ふせ)

感謝の心を忘れずにみんなに優しくしましょう

 

持戒(じかい)

自らを戒め、まわりに迷惑をかけないように、決められたことを守りましょう

 

忍辱(にんにく)

苦しいこと辛いことがあっても未来の幸せを信じ、耐え忍びましょう

 

精進(しょうじん)

いざという時に備え常日頃から何事にも努力をしましょう

 

禅定(ぜんじょう)

自分の行いを反省し、どんな時にも心をしずめて冷静に

 

智慧(ちえ)

仏様のみ教えをよりどころとし、正しく考え判断しましょう

 

 

 

できればいつも心掛けましょう。